心が心臓にあったことに気づいた話

22才のとき、心が心臓にあることに気づいた。

原因は心だけをピンポイントで意識している女性に出会ったからだ。

気づいた時、恐ろしいことだと思った。

このことにこれまで22年間気づかなかったこと。もしかしたら一生気づいていなかったかもしれないこと。そして心が心臓にあることを知っている他人がいること。

気づいてからテレビを見たら、アイドルが明らかに心臓の心に向かって話しかけてくるではないか。

なぜこんな大事なことをテレビは伝達しないのか。知らないことが金儲けの手段にされる恐ろしさを実感した。

小学6年生の頃、先生が歴史の授業で、杉田玄白の解体新書を見ながらこのようなことを言っていた。

「昔の人は心が心臓にあると思い込んでいました。心とは脳の認識です。」

このことを説明した学校の先生も心臓に心があることを知らなかったのだろう。

心とは”心臓に”あるのだろうか、それとも”心臓にも脳にも”あるのだろうか?。それは定かではない。

このことを知ってから、”心臓に心があること”を知っている人か、知らない人か、がその人の話ぶりでわかるようになった。

自分が逆の立場であったら恐ろしい。恐ろしいので、このことは大勢の人に知ってもらいたい。

“心臓が心にあること”を知らない人は、自分を他人目線からの客観的にしか見れないだろう。自分の父親もそうだったかもしれない。
自分を主観的に見ることが出来るようになった。なんということだ。

「ティール組織」という本の冒頭(P10)の内容によると、「脳」は頭、胸の中、腸の3つにあるらしい。(「脳」であり「心」ではない。)