皆さん、中学校・高校生活はいかがお過ごしでしょうか。
毎日が楽しいという人もいれば、毎日学校へ行くのが辛くて仕方ないという人もいるでしょう。
学生生活というのは人生を通して非常に重要な時期です。生徒一人一人が急激に成長していきます。
普段はみんな同じ教室で同じ机、同じ椅子に座っているので気付きませんが、自分の
将来を考えたとき、家庭環境の違いから実は与えられている環境が他の人と違うことに
気づき、傷つくこともあるでしょう。
「みんな同じ」を守りながら「みんな違う」の世界に染まらなければならないのが学生時代です。
そこで、「毎日の違和感」を認識することは自分の将来をつくるにあたって非常に重要なポイントになります。
日常の中で思ったことを自分の視点から「マイブック」に書き留めることをおすすめします。
この記事では「マイブック」を作成する方法・メリットを解説していきます。
目次
マイブックとは
自分の思いを書くための自分だけが見るためノートです。このノートは人に見せる必要がないノートですので、他人を気にせずに自分の考え・思ったことをそのままメモしてください。
作成方法
私が使っていたものを紹介しますと、手書きでは「マイブック」があります。
マイブックには、日付と曜日しか入っていません。1日1ページの白紙ノートになっています。
スマホアプリでは「evernote」などがあります。
私の使い方は、ノートブックに「2022年」、ノートに「2022年1月1週目」、「2022年1月2週目」と作成して使用しています。
※あとからメモを見返したいなら、マイブックよりもevernoteのほうがでしょう。
メモした時点である程度頭が整理されます。メモをしたものは必ずしもあとから見返す必要はありません。
メリット
マイブックを作成するメリットを紹介していきます。
考えている頭の中を整理できる
人はどうしても忘れたくないことがあるとずっと頭の中に記憶しようとします。
忘れたくないために、そのことから頭が離れられない状態になります。
頭がそのような状態になったら、頭の中を「マイブック」にメモしてみて下さい。
頭の中がいく分整理され、他のことが考えられるようになるはずです。
自分と他者との違いを区別する
「みんな同じ」を守りながら「みんな違う」のが学生時代です。
今は、自分はかけがえのない一人ですが、社会人になったら自分は1 億人分の1 人です。
生まれがよくて人生が順調に行っている人は「みんな同じ」のマウントを取ります。
生まれが良くなくて人生が順調に行っていないひとは「みんな違う」ことを認識しなければなりません。
将来何も考えていない人がいますが、それは親の会社を引き継げる人間かもしれませんし、家庭がうまくいっているから自分を変える必要がない人しれません。
生まれが良くない人は、そのような人間に合わせて「みんな同じ」世界に生きてはいけません。自分の道・将来が壊されていきます。
このような他者との違いを区別するためにも自分の視点で、自分の思ったことを素直に「マイブック」にメモしていきましょう。
自分の内面からのインプット、自分の外からのインプットを分ける
特に中学生の期間というのは世の中から教育を受ける立場であり、「自分が主体的に考えたこと」と「周りから受動的に教えられたこと」を毎日ごちゃごちゃにインプットしていきます。
悲しいことに、中学校(高校も)というのは授業のカリキュラムにがっちり決められ”自分軸”で生活ができないので、「外からインプットした情報」ばかりが優先され、「自分から生まれたアイデア」などを自分で軽視しがちになってしまいます。
なので、「自分が主体的に考えたこと」を忘れる前に率先的に「マイブック」にメモしましょう。
将来の方向性を組み立てる
高校生の期間というのは将来を考え始める時期です。
悲しいことに高校を担っている学校の先生は、社会経験を”学校の枠組み”の外では経験を積んでいない人が多いです。
なので“学校外”のことを”学校の中”からは考えられない風潮があります。
自分の将来というのは学校の外のはずなのに、学校の外の情報が全く入ってこない、そんな環境に追いやられています。
そこから学校の外に向かっていくためには、「自分からの土台」が必要です。高校の勉強・部活の忙しい毎日では、なかなか能動的に「自分からの土台」というものは生まれてきません。
「マイブック」を取り続けていると、考えが「現在進行形」になれます。
「現在進行形」というものが大事です。将来とは「今」の現在進行形でしかありません。
「マイブック」に気になったこと、将来に関する思いを能動的に書いてみましょう。そこから「自分の土台」が生まれます。(これらは将来面接活動でも役に立ちます。)
【番外編】あまりにも周りとコミュニケーションがうまくいかない人へ
あまりにも周りとコミュニケーションがうまくいかない場合、あなたは「愛着障害」もしくは何かしら家庭内での精神的問題があります。
自分の生まれてきた家庭レベルですでに問題があり、かわいそうなことに友達と仲良くするというレベルではないのかもしれません。
このことは「ダイジョウ部」というYoutubeチャンネルが詳しく説明して下っさているのでこの場で紹介します。
これらの動画を見て、自分に当てはまると思う動画があれば、身の回りの話せる立場の人に相談してください。まとめ
最後にまとめです。