プログラマの仕事が辛いけど、にっちもさっちも行かない人
コンピュータープログラマを”目指す理由”は人によって様々ですが、例えばこういう人ではないでしょうか。
- 人間関係の内輪で物事が決められ、公平性のない世の中にうんざりした。
- 仕事内容に公平性がある会社で働きたい。コンピュータープログラミングはアウトプットの精度のみを求められるので”公平な評価基準”がある。
- 真実にたどり着きたい
私もその一人です。コンピュータープログラミングはシステムが動かないと何も意味がないので、「なあなあの内輪の人間関係」が通用しないところが好きな点です
すなわち、学校のような人間関係の好き嫌いで仕事をする環境に身を置かなくて良いところにメリットがあります。。
しかし、プログラマの最前線に行くと様々なスキルを要求されます。
通用するか、通用しないかをご自身で区別できる方法と、通用しない人の中に若干名いる「愛着障害」について紹介したいと思います。
目次
真実にたどりつかないIT業界
プログラマには他の職業にはないメリットがありますが、仕事はIT土方と言われるように辛く苦しい業界です。
IT業界を支配しているもの
・株主や資金調達者とシステム請負元の企業との関係
企業対エンジニアの関係は「給与払ってるんだから」の関係になります。アサインされた時点での自分の技術力が売り物で、自ら最新技術をキャッチアップし続ける必要があります。
・格差社会
「失敗小僧さんの動画」(12:15〜)で紹介されていますが、IT業界は格差社会です。ヒエラルキーのトップが少数で、底辺が大勢います。
・多重請負構造
私も4次受け、5次受けで仕事をしていた時期もありました。仕事の責任は重く、給与は安いので劣悪です。
・プログラミングスクールの誇大広告
IT業界で儲かっているのはプログラミングスクール等の人材斡旋業でしょう。卒業したあとの斡旋された現場の惨状は知らないのではないでしょうか。
プログラマに必要な特性
プログラミング言語、AWSなどのサーバ知識, サーバーレス化などの取り組み, Reactなどのjavascriptフロント技術、サードパーティー製プラグインのバージョン更新など、常に技術が進歩していて、プログラマは常に最新技術をキャッチアップしていかなければいけません。
なので広く人と情報共有できる人でなければプログラマの最前線ではやっていけません。
プログラミングスキル以上にコミュニケーションスキルが求められると言われています。
そのような最前線でやっていける人に必要な特性は、相手の名前も知らない人にこびへつらってでも質問出来る人だと思います。
どうしても自分の中のスキルだけでは完結しません。
慣れ親しんだ間柄ではない人たちと共同作業していける人がプログラマに必要な特性に該当すると考えます。
愛着障害かもしれない
コーディングができるのに、コミュニケーションが不得手な為に苦しんでいる人は「愛着障害」の可能性があります。
そもそもが、人間関係に振り回される中、真実にたどりつきたくてプログラマを目指した人は若干名でもいるはずです。
IT業界がお金の原理で回っているので、個人の事情が通用しません。コミュニケーションが不得手ですと、最前線でやっていくことは難しいです。
なぜコニュニケーションが不得手なのか、それは自分の努力以前に、家庭環境の問題があります。
愛着障害とは
「ダイジョウ部」というYoutubeチャンネルが詳しく説明して下っさているのでこの場で紹介します。
仕事の職場環境以前に、生まれた家庭環境が大きな役割を持ちます。
生まれた家庭環境で自分の存在が漠然としていた人は「愛着障害」の可能性が高いです。
そのような人は家庭の中で「いてもいなくてもどっちでもよい人」で、だから余計真実にたどり着きたくて、曖昧な人間関係を離れ、プログラマの道を志したのではないでしょうか。
残念ながら「愛着障害」は簡単な問題ではありません。私は気づきを与えることはできますが、あなた自身の問題がわかったからといって職場の問題が解決する訳ではないでしょう。
「愛着障害」の人へのアドバイス
私の経験上、自分の内面に問題を抱えたままプログラマを続けていても、真実にはたどり着かず苦しむだけです。
とはいえ、生活を維持しなければならないからプログラマを続ける負の連鎖に陥ります。
実家で暮らせる人は良いですが、すでに一人暮らしをしていて毎月家賃を払わなければいけない環境にある人は特に大変です。
そこで、あなたが愛着障害に当てはまると思うのであれば、障害者厚生年金の申請を目指しましょう。
今後の幸福のためには、いっそのこと一度プログラマを辞める機会も必要だと思います。
そのために今やっておくべきことを紹介します。
- 会社で働いている間、厚生年金保険の間に心療内科に初診で通院する
- その後も定期的に病院へ通院する
- 初診日から1年6カ月を経過した日が「障害認定日」となる
上記の条件を満たすと障害者厚生年金の申請ができます。
初診日が国民健康保険の期間だと受給要件が厳しくなってしまいますので、初診日が厚生年金保険だというのが特に重要です。
詳しくは「障害者厚生年金」で検索してみてください。